「川沿いの道」

 かつて重要な生活道路だったことを思わせるように頑強なテトラポッドで守られている。見るからに不安定な一本の橋桁が、危険極まりないものに映る。
 当時、この橋を渡った人々は下を覗き込んで橋のありがたさを知っただろう。
 この橋の代わりにできた直線道路の橋桁はこれよりずっと高いが、60キロ以上のスピードで通り過ぎてゆくため、どんな橋桁か知る人は少ない。


 1998年 信濃毎日新聞朝刊に12回にわたって連載された「棄景」よりの抜粋
 

南島 孝(高21回)
1950年 飯田市 松尾 生まれ

  68年 飯田高校卒

      長野県写真連盟 常任理事
      飯田市藤本四八写真文化賞
      勤美展労働大臣賞 受賞二回

      セブンイレブン飯田市立病院前店経営


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